自己破産の手続きの方法
　自己破産の手続きの方法は大きく分けて３つあります。
　１．弁護士に依頼する方法

＜メリット＞
・代理人になるので書類の作成から、業者の対応まで１通りやってくれる。
・弁護士に依頼した時点で業者へ返済する必要がなくなる。
　
＜デメリット＞
・他の方法に比べ、費用が高額。
　※弁護士により費用が異なるが目安として４０万〜６０万位。
　※支払方法も「「一括」「着手金だけ一括、残りは分割」「全て分割可」と様々なので弁護士に依頼する場合は、その部分を確認しましょう。
　
＜弁護士に依頼する目安＞
・弁護士費用が支払える。
・滞納等により業者からの督促が厳しい。
・仕事等の都合で書類作成に時間がかけられない。
・自己破産が妥当かどうか、他に適切な方法がないか判断してもらいたい。　等

　２．書類の作成だけ司法書士に依頼する方法
＜メリット＞
・煩雑な申立書等の書類を全て作成してもらえる
→自分で作成するより迅速且つ適切に作成してくれる。
　
＜デメリット＞
・費用がかかる。
　※司法書士により異なるが目安として２０万円前後。（司法書士の費用のみ、その他に裁判所に納める費用等で２〜３万円程度が必要です）

＜司法書士に依頼する目安＞
・弁護士の費用は支払う事が困難。
・業者等への返済を滞納していない。
・裁判所への書類は自分では作成できそうもない。
・自分で書類を作成するのは不安だ。　等
　３．全て自分で手続きする方法
＜メリット＞
・費用が裁判所での実費だけなので安く済む。
　
＜デメリット＞
・業者の対応から書類作成まで全て自分でやらなければならない。
・書類の作成に時間がかかる。→申立てがその分、遅くなる。
・色々な面で不安な部分がある。
　
　＜自分で手続きをする目安＞
・専門家に依頼する費用が用意できない。

│　多重債務問題のTOP　│　自己破産のTOP　│
│　自己破産が妥当かどうか　│　　自己破産のメリット・デメリット　│　自己破産の手続きをする上での注意　│
│　自己破産の手続きの大まかな流れ　│　　自己破産のＱ＆Ａ　│