任意整理が妥当かどうかの目安。

● 債務額等に関しては特定調停とさほど、変わりはありません。

● 毎月の返済額が減れば、毎月返済する自信がある。

● 業者を選んで、債務整理をしたい。

● 自己破産のように土地や家等の不動産や資産を手放したくない。

● 仕事等の都合で裁判所に行く時間が作れない。

● 自己破産をしたいが免責を受けられないのが明らかな場合。

● 実際に人に知られる事はないだろうが、官報に載るのは嫌だ。

● 何としてでも返済して解決したい。 等

 注意すべき事。
● 本人の交渉(協議)による任意整理は、まずうまくいきません。
  →借りた本人が交渉しても主導権を取られたり、取引履歴を開示してくれる事はまずないので弁護士か認定司法書士に依頼しましょう。

● 基本的に3年間内(やむをえない場合は5年の場合もありうる)での返済になるが、その間に滞納は許されないに等しいので今だけではなく数年先の返済も視野に入れて返済できるか検討すること。

● 借入期間が長い(返済回数が多い)ほど、大幅な減額が期待できるが、その逆だと大幅な減額は期待できないし、業者も和解に応じてくれない事が多々ある。

● 当然、弁護士 or 司法書士に支払う費用も必要になるので、割りに合うかどうか検討すること。
 →費用の目安は業者1件あたり2〜3万円プラス成功報酬として減額した額の10%〜15%を請求されるパターンが多い。
 →業者の数が多い程、弁護士費用が高額になる。

* 言うまでもなく、自分で判断するのは危険な場合が多いです。必ず専門家に相談して判断しましょう。

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